見通しの悪い交差点
見通しの悪い交差点は2重の意味で失敗しやすい要注意個所であります。幕張免許センターでは植え込みになっています。最初はそれが見通しの悪い交差点とは気づきもしないで、普通に通過してしまい試験中止になってしまったなんて方はたくさんいることだと思います。試験場によってはブロック塀で作られているところもあります。試験前にコース図とコースで必ず見通しの悪い交差点はどこなのかを確認してください。ここは要注意箇所であります。
鮫洲運転免許センター衛星写真 もっとも見通しの悪い交差点ではどうしたらいいのかなんてまったく理解していない受験者も多いのではないかと推測されます。運転免許の試験では「危険予測と安全確認」が試されのであります。見通しが悪いわけですから、当然左右どちらかから車両や人が飛び出してくる可能性があるわけであります。それをあらかじめ予測して安全確認をしなければいけません。この「危険予測と安全確認」を試すには最適な場所であります。ですから減点されるポイントが高いというわけであります。
この写真は幕張免許センターの衛星写真です。よく見ると同幅の道路を交差させているのです。ですからどちらの道路も優先道路ではありません。同じ走行の権利があるのです。ですから停止線もありません。だからつい見逃してうっかりと走行してしまうのです。
見通しの悪い交差点では、徐行して左右の安全確認をしなければなりません。これを頭のなかにたたき込んでおいてください。
見通しの悪い交差点

徐行とは
40km/hの速度で走行していたものを20km/hの速度に落とすことをいうのではないのです。ゆっくり走ることを意味するのでもないのです。徐行とはすぐに止まれる速度をいうのです。すなわち免許センターでの徐行とは停止を意味しているのです。
さてその停止位置はといいますと、当然交差点に入ってしまっては意味がありません。交差点ギリギリの位置に停止してください。ここではサイドブレーキまでひく必要性はありませんが、きっちりと停止したほうが良いかと思います。
このページの最後の方に、読者から「徐行についての質問」が寄せられましたので、その答えを掲載しておきました。本免の時に役にたつと思います。
安全確認の仕方
ほうぼうでいっていますが、目でチラチラやったのでは意味はありません。試験官に左右の安全確認をきっちりとやりましたよとアピールしなければなりません。それに交差点手前で停止しているわけですから、身をのりだして確認するぐらいでないといけません。
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見通しの悪い交差点1
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見通しの悪い交差点2
読者からの質問
教えてください!
免許失効のため、仮免に戻ってしまった者です。本日、本免技能試験を受けてきましたが結果は×でした。。。下に書くことについて、どなたか同じミスをされた方、あるいは分かる方、アドバイスお願いします。
まず、場内コースから出て、「試験スタート地点」で一度、停止しますよね? その後、門付近で「止まれ」で一時停止し、免許センターから出て左折、、、となりますが、その時ラッキーにもタイミング良くバスからぞろぞろと人が降りてきたんです。
路面に出る時は徐行・・・というのは分かっていたのですが、 センターから出て本道路に入るまでが割合広く感じ(正門の付近で、どこが路上と歩道帯かパっとみてハッキリしなかった)、「止まれ」の表示ではもちろん止まりましたが、その後 路上に出る間に歩行者と遭遇した場合、どうしたら良かったのでしょうか?「歩行者が居たら徐行しなきゃ」と教官にワンポイントアドバイスされましたが、
センターの門手前の止まれで一時停止をした後から路上に出るまでの間、人が来たら、その間ずっと徐行しながら右を確認し、本道路に入ってよいのでしょうか? あるいは歩行者を見たら、一時停止するほうが無難なのでしょうか・・・?
アドバイスを受けたものの、ちょっと戸惑っています。 文が長くなり分かりにくいかもしれませんが、どなたかアドバイスお願いします。
的確な答えになっているかどうか心配ですが、徐行というのはいつでも止まれる状態をいいます。それはどういうことかと申しますと、試験場での徐行というのは止まれのことをいってます。だから正解は止まれです。
試験場内にも徐行をしなければいけない個所が一箇所あります。見通しの悪い交差点です。従ってここも止まれなのです。