免許証の更新忘れや違反点数のオーバーにて自動車運転免許証の資格を失った方が運転免許センターにて直接試験を受けることを通称「一発免許」といいます。当サイトは普通自動車免許試験を直接受験する方を支援するものです。千葉県幕張免許センターをモデルに仮免学科模擬試験・実技試験・コースシュミレーション・本免試験・その他をできるだけたくさんの方が合格するように、詳細にしかもわかりやすくに解説することを目的にしています。

外周から40km走行区間

各免許センターの事情によって、必ずしも最高速度が時速40kmでない場合もあると思います。試験場の広さの関係から30km走行のところもあるだろうし、50km走行のところもあるだろうと思います。適宜指定速度に読み替えてください。ここでの注意はスピード違反に注意することです。1kmや2kmのオーバーは大目に見られるでしょうが、3kmオーバーは減点されるでしょう。スピードメーターには細心の注意を払ってください。またあまりに用心深くて時速40kmに達しないというのも減点の対象となります。

この直線では一挙に時速40kmにあげることが要求されます。幕張免許センターの場合はこの直線に入る前は大きな右回りカーブです。カーブに入る前は大幅に減速して入りますが、抜けるときはスピードを上げます。カーブを抜けたらそのまま加速して速度を40kmにあげることが必要です。

他の試験場で受験なされるかたは、あらかじめコース図を見て、どのように走ればよいのか事前に考えておいてください。試験の前にコースを開放していれば、試験場を歩いて要所要所を必ず確認するようにしてください。

カーブの途中でブレーキを踏めば減点です

スローイン・クイックアウトはカーブでの大原則です

案外忘れられているのはカーブでの走行の仕方です。カーブに入る前はシフトダウンして、ブレーキをかけて充分に減速してから入ります。カーブの途中でブレーキを踏むようなことがあれば大減点です。充分にまがりきったところで、アクセルを踏んでスピードあげて、すばやくカーブをぬけます。これは必ず守ってください。

参考ページ:試験場はじぇーーんぶキープレフトです。

ここに書いてある内容のほとんどは普通車仮免第2コースのフラッシュ動画に表示されていることと同じですが、後にわかったことや、説明不足だと思われることを補足した内容になっております。また幕張免許センター内の写真を豊富に掲載してあります。

40km走行区間

メリハリのある運転

試験開始の看板から本番となります。カーブを2度重ねてから、40km走行区間になります。ここでの注意は急速に40kmまで加速することです。トロトロと加速してはいけません。急速に加速しないと、試験官のワンポイントアドバイスの時に「運転にメリハリがありません」と言われます。

バック(ルームミラー)で後方確認

これは私も知らなかったのですが、直線コース40km区間ではバック(ルーム)ミラーで後方を2度ほど確認しないと減点になるそうです。注意してください。

キララ

目視での安全確認が基本です

バックミラーの後方確認は、何度もいいますが、目だけでチョロチョロとやってはいけません。試験官が「おっ!後方を確認したな」と、わかるように大げさに首を振ってください。大げさに首を振るっていっても限度がありますけれどね。本当はチラッと見れば済むのですけど。

参考ページ:首振り首ふり1・2・3の巻

試験開始

外周カーブ

40km走行区間の終焉

40km走行が終わる際には必ずポンピングブレーキとシフトダウンによるエンジンブレーキを使用してください。幕張免許センターの場合はどの普通車の仮免試験の場合はどのコースであっても、左の側道に侵入して、坂道発進へと続きますので左折の準備をしなくてはいけません。他の免許センターの場合は次に何をするのかをあらかじめ確認しておいてください。

キララ

キープレフトとは左端から50cm程度の間隔で走ることです。試験場内は右折するとき以外は全線左端から50cmもしくは1m以内の間隔で走行しましょう。50cmの間隔というのはかなり近くに感じるはずです。たんに左寄りを走ればいいのかなんていうのは駄目です。厳しく左に寄せるのです。50cm以内ってのは左縁石等に接触する可能性がありますから減点の対象になりますから気をつけてください。

40km走行終了

そろそろ40km走行区間が終わります。急激に速度を落としてください。

坂道発進コースへ

ヤマザキ

前回はこの区間を50kmで走って試験中止になってまった。本当はいこんなところ100kmでも走れるんだけど。

今回は最初から作戦を考えてきたんだよ。40km以下で走れば文句はないだろう。そうすれば、このおっさんも文句のつけようがないだろうよ。

それにしても、またこのおっさんが試験官かよ、よくよく俺もついてねえよなぁ

イナガキ

なんだ。また、このあんちゃんかよ。こりずに良くくるよなぁ。先日は、この直線道路で確か50km以上のスピードを出して試験中止になったんだよな。しかし、こんな狭い道路をあんなスピードで走られたのにはさすがにビビッタよ・・・・・・・・・

な!なんだぁ、この遅いスピードは?????なるほど、40kmを超えなくてはスピード違反にならんと、この馬鹿は馬鹿なりに考えてきたんだな。確かに一般道では制限速度を超えなければ違反にはならないからな。しかし、こいつは肝心なことがわかっておらんなぁ

ここは運転免許試験場なんだよ。この区間での試験は指定された時速40kmで走れるか走れないかを試してるってことを

しかし、この遅さでは後続の試験車の通行妨害にもなるな。ま、可哀想だけどここで今回の試験は中止だな。