免許証の更新忘れや違反点数のオーバーにて自動車運転免許証の資格を失った方が運転免許センターにて直接試験を受けることを通称「一発免許」といいます。当サイトは普通自動車免許試験を直接受験する方を支援するものです。千葉県幕張免許センターをモデルに仮免学科模擬試験・実技試験・コースシュミレーション・本免試験・その他をできるだけたくさんの方が合格するように、詳細にしかもわかりやすくに解説することを目的にしています。

首振り首ふり1・2・3の巻

運転免許試験において目視での安全確認は最重要です。

運転免許試験において一発免許(直接試験)で受験するためには、いくつかの重要なことを身につけなければいけません。それはキープレフトであったり、左折の仕方であったり、ポンピングブレーキであったりと多岐に及びます。

そのなかで一番最初にマスターしなくてはいけなく、もっとも頻繁にたくさんのやらなければいけない動作としてでてくるのは目視による安全確認であります。運転免許試験での根幹をなす、「危険予知と安全運転技術」の全てを支配していると言ってもいいのが、これからこのページで説明しようとしている目視による安全確認なのであります。

まず、目視による安全確認が最低できないと直接運転免許試験においてはまず合格はできません。始めに、このことを肝に銘じておいてください。

いったい「首振り、首振り、いーちにいさん」は仮免運転免許試験に全体おいて何回ぐらい必要なのでしょうか千葉県免許センター仮免第2コース図で数えてみましょう。正確でないにしてもかなりの数をやらなければいけないことは理解できると思います。なあんとザッと数えただけで60回ほどありました。受験される運転免許センターのコースによって多少の増減はあるでしょうけども、すくなくても、このぐらいの回数をやらなければいけないのです。

一回の進路変更で最低でも2回の「首振り、首振り、いーちにいさん」が必要

右左折時の場合には当然方向指示器(ウインカー)を出しますよね。これは運転する者の常識です。しかし、その常識だけでは、あなたのこれまでの運転では試験場では完全に非常識なのです。あなたのこれまでどおりの運転をすれば運転免許の試験官は大喜びですね。試験官は無表情を装っていますが、心の中では「しめしめ減点個所がこれは続くぞ」って喜んでいるのです。これまで観察してきた結果、その場で減点個所でチェックを入れるということはありませんけど。運転免許試験場にはこのように厳然とした試験場内だけの常識が存在するのです。

右左折する30m手前で方向指示器を(ウィンカー)を出す

右左折する30m手前で方向指示器を(ウィンカー)を出すのは知ってますね。これは大概の人は知ってます。(知らない人もたまにいますが。)まず何げなくウィンカーを出して実際の右左折時には安全確認のための「首振り、首振り、いーちにいさん」をおこない、右左折を開始します。

さてここが問題なのです。これでいけません。30m手前で方向指示器(ウインカー)を出す前に「首振り、首振り、いーちにいさん」が必要なのです。ウィンカーをだす前に安全確認を行って後続車を確認し、左折の場合は左側を目視で確認しなければなりません。

ウィンカーを出して約3秒後に再び安全確認を行い進路変更

この針路変更のために方向指示器(ウィンカー)を出す前に安全確認をしなければいけないってのを知らない人は多いのです。私もそのひとりでありましたから。なおかつ方向指示器(ウィンカー)を出してから3秒後に再び安全確認を行い進路変更を開始ししなければいけないのです。

ここまで説明しただけでは完全には理解できない方もいると思います。後半で説明している「目視での安全確認の実際」以降を読んでいただければ、もう少し簡単に理解していただけるとは思います。

次にのべるイメージトレーニング編で実際に目視での安全確認の箇所を記入してみれば、基本動作としての「首振り首ふり1・2・3(目視での安全確認)」がいかに重要なのかが理解できると思います。実際に記入して確認してみてください。

以上の話は仮免運転免許試験の話であります。運転免許仮免試験に合格したら運転免許本免試験が待ち構えております。運転免許本免試験においても例外ではありません。こちらは一般道を走行しての試験でありますから、事前にコースシュミレーションをするのも難しいです。ですから尚更のこと、目視での安全確認を習慣化させておかなければいけません。どんな場合でも冷静に目視での安全確認ができる状態にしておくことが大切であります。

まずはイメージトレーニングを

運転免許失効者が直接免許試験に挑むにはイメージトレーニングを重ねるしか道は無いのです。イメージトレーニングを繰り返すことによってのみ自動車運転免許収得という勝利は得られるのです。

目視による安全確認は別に車に乗らなくても練習はできます。お風呂のなかでも、散歩の途中でも通勤中でも、場所を選ばずに(?)練習することができます。運転免許試験場で焦ったり忘れたりしないように事前に完璧なまでの習慣(癖)をつけてしまっておきましょう。

コース図をダウンロードしてください

まずは普通1種仮免に飛び仮運転免許試験の基本コース図をダウンロードしてください。PDFファイルになっていますから、印刷してください。このページのコース図を参考にして、鉛筆でコースを書き入れてください。

尚、このページには第1コースから3コースまで、それにAT限定解除コースが掲載されていますので、適宜印刷した基本コース図に書き込むようにしてください。自分でコースに書き込むという行為もかなり勉強になります。各コースを書き入れながら、どこが難しいのか、どこがひっかけ箇所なのかを想像してみてください。幕張免許センター以外で受験なさる方も同じようにしてください。あくまでもイメージトレーニングなのです。

コースを書き入れましたら、目視で確認しなければいけない箇所をチェックしてください。このコース図は千葉県幕張免許センターをモデルにしていますが、全国の免許センターでそう大差はないはずです。まだこのページを読み終わってない時点で目視確認の箇所をチェックし、このページを全部読み終わった後で再度漏れがないかどうかを確認してください。

それが終わったら、コース図を目の前に置き、実際に首を振って、大体のバックミラーやサイドミラーの位置を想定して、「首振り首振りいちにさーん」の練習をしてください。駐車中の自動車に乗り込んでやってみるのも効果的です。

実際に練習してみますと、これが意外に大変なことだとわかります。全然苦にならなくなるまで、繰り返し練習をするようにしてください。ここで手を抜いてはダメですよ。

目視での安全確認の実際

この項ではより具体的に目視での安全確認の方法を述べていきたいと思います。少々説明がくどくなりますが、それだけ重要だということを認識してください。前文と重複してくるとも思いますが、よりわかりやすくする為に現在(2007/11/16)加筆改良を加えているとことですからご容赦ください。イメージトレーニングの一環だと思ってください。

この首振りほど大変なものはないのです。あなたのこれまでの安全確認はバックミラー・サイドミラーを目をちょとっと動かすだけで済ましていました。(なに?そんなのおまえだけだってぅぅぅぅぅぅ)しかし試験場ではそうはいかないのです。必ず首を動かして確認していることを試験官にアピールしなければならないのです。しかも超大袈裟に

左の図のようにって図は首を振ってませんが、きっちりと首を振ってバックミラー・サイドミラー・斜め後ろ気味の左外側(110度)を目視で安全確認をしてください。

右折の場合は同じようにバックミラー・右側サイドミラー・右側外を確認してください。右側外は右に顔を向けるだけでいいです。右後方なんて見なくていいです。見てもドアの枠がありますから、見ることができません。それにそんな余裕はないですから。

問題はこれをすばやくやらなければならないということです。考えてもみてください、ゆっくりと安全確認なんてやっていたら、脇見運転になってしまいます。一時停止しての左右の安全確認であったら、ゆっくりとやっても構わないでしょうけれども、右左折時手前での安全確認では車は走っているのですから。

いやはや、ひどい画像ですみません。とりあえずこれで我慢してください。後でもっとマシな物と差し替えますので

運転免許試験 左折の場合

  1. ルームランプで後方目視確認
  2. 左サイドミラーで後方目視確認
  3. 左後方を目視での安全確認

運転免許試験 右折の場合

  1. ルームランプで後方目視確認
  2. 右サイドミラーで後方目視確認
  3. 右側面を目視での安全確認

左折の場合とほとんど同じですが、3.右側面を目視での安全確認になっています、右後方の視界はドアに阻まれていますので、右側の窓を確認するだけになっていまいます。その場合は頭は右側に90度かそれ以上向けるようにします。

運転免許試験 後退(バック)する場合

  1. ルームランプで後方目視確認
  2. 右サイドミラーで後方目視確認
  3. 後方を目視での安全確認

本免試験の時に方向転換(車庫入れともいう)もしくは縦列駐車をする際に行います。シートベルトが邪魔でしたら、ためらわすに外してください。きっちり体を真後ろによじってしっかりと確認してください。シートベルトを外した場合は再び装着することも忘れないでください。

運転免許試験 ルームミラーでの後方確認

  1. ルームミラーで後方目視確認

長い直進道路を走行する場合に時々ルームミラーで後方の安全確認をしなければいけません。運転免許センター内の仮免の試験コースにおいて、長い直線コースなんていったってたかが知れていますけれども、例えば幕張免許センターにおいては外周の40km走行時が該当します。

ブレーキを踏んでスピードダウンする場合もルームミラーで後方の安全確認を行います。ルームミラーだけで良いので後方の安全確認を行ってください。

運転免許試験でのお約束ですが、ルームミラーで後方の安全確認をするといっても、自分だけがやっても意味ありません。ルームミラーで後方の安全をしっかりと確認しましたと、試験官にアピールしなければ意味がないのです。ですからここで目だけでチロッとルームミラーを見ただけではいけないのです。きちんと頭なり首をルームミラーの方に向けるようにしなければいけません。

ここで注意があります。必要以上に安全確認のつもりで目視での安全確認を行うと脇見運転と見なされて、減点の対象となりますので気をつけましょう。

安全確認しなければいけない場所は

  • 車両に乗り込む前
  • 車両から降りる前
  • 同乗者が車両から降りる前
  • 車両を発進させる前
  • ブレーキをかける前
  • 車線を変更する前
  • 直進している時
  • 右左折する前
  • 車両を後退(バック)する前

車両に乗り込む前

運転免許の実技試験で一番最初に行わなければいけない目視での安全確認であります。試験車両の前後から下に子供やネコイヌがいないか。試験車両に乗り込む際にも、後方を確認し、ドアを始め数センチだけ開け、次に自分の体が乗り込めるぶんだけ開けて乗り込みます。

車両から降りる前

ほとんどの実技試験を終えてスタート地点に戻ってきます。しかし、ここで免許試験の全てが終了したわけではありません。シートベルト外して安心してはいけません。やはり、ルームミラー、右サイドミラー・右側面外の安全確認を行い、ドアを始め数センチだけ開け、次に自分の体が出るぶんだけ開けて外へでます。ここまでやってはじめて試験終了になるのです。最後の最後で安心しきってしまって手抜きをしては絶対にいけませんよ。せっかく合格圏にいたのが白紙に戻る可能性がありますから。ここも何度も練習してください。1分もかからない部分ですが重要です。

同乗者が車両から降りる前

運転免許実技試験では試験中に試験車両から降車するということはありません。ありませんが普段の運転中にはかなり頻繁に行われることです。子供の送り迎えなんてことは当たり前に行うことです。

仮に同乗者が不用意にドアを開けて後方から直進してきた自転車やオートバイがドアに衝突したら、100パーセントの責任は運転手にあるのです。ですから同乗者が降車しようとしたら、目視で後方の安全確認を行ったうえでドアを開ける指示を出さなければならないのです。

車両を発進させる前

車両を発進する前は入念な安全確認が必要になります。当然技能試験の出発前においても、右後方の目視による安全確認をしなければなりません。

ブレーキをかける前

ブレーキをかける前は必ず後方を確認します。この場合の後方の安全確認はルームミラーで確認するだけでよろしいです。必ずルームミラーの方向に頭を動かして確認するようにしてください。

車線を変更する前

片側2車線の場合に車線を変更する場合に目視での安全確認が必要必要となります。運転免許試験においては、左側車線から障害物を避ける場合や、片側2車線の道路で右折する場合にあらかじめ右側車線に移動する必要があります。原則的に運転免許試験場ではキープレフトですので左側車線を走行することになるからです。

直進している時

たんに直進している場合に後方の安全確認なんか必要なのかと疑問に思われるかも知れませんが、これは運転免許センターの外周で長い直線距離を走行する場合に必要になります。この場合の後方の安全確認はルームミラーで確認するだけでよろしいです。

なんどもいっていますが、ルームミラーで確認するだけといいましても、たんにご自分の目をキョロって動かしただけでは、試験官は実際にルームミラーを確認したかどうかの判断はつきません。ですから実際に首をルームミラーに向けるようにして後方を確認しましたってアピールすることが重要であります。

一般道を走行する場合にも後方の確認は必要ですよね。まったく後方確認をしないという人も結構いるようですけれども(苦笑)

右左折する前

右左折する場合の安全確認はかなり大変です。これまで貴方がおこなってきた安全確認はまったく通用しませんので、この部分は別途述べたいと思います。

車両を後退(バック)する前

本免試験で方向転換(車庫いれ)・縦列駐車する場合は車両を後退させるわけであります。仮免実技試験においてのS字カーブやクランクで失敗した場合に切り返しのため後退(バック)する場合があります。この場合は特に注意しなければなりません。それぞれ2回までの切り返しが認められています。この時に後方の安全確認をせずに、安易に後退(バック)したら、たちまち試験中止となります。

身を乗り出して後方確認

右サイドミラー・バックミラー・左サイドミラーと確認し、次に後ろに身を乗り出すようにして振り返り直接後方を目視で確認しなければなりません。この場合はシートベルトを緩めるようにしてください。後方確認は車内からですよ。うーん。後ろのガラス窓をとおしてです。

右左折時の安全確認の方法

この項目は現在執筆中でありますので、まだまだ未完成です。図はとりあえず鉛筆で書いた下書きを掲載しています。そのうちにもっとましな図を挿入します。

右折・左折では微妙な違いがあるだけですが、このページではあえて重複しますが、それぞれを詳しく説明することにします。それだけ直接免許試験を受験するにあたっては重要な箇所だということであります。しっかりとイメージトレーニングによって身につけてください。

下図の道路は片側二車線で合計4車線を想定しています。左折の場合は片側一車線でもキープレフトで車線変更することがないので問題はないのですが、右折の場合二車線の場合はいささか面倒でありますから、より面倒な場合のことを想定しました。

実際に下の図と解説のとおりに、椅子に座って目視での安全確認を行ってみてください。最初はゆっくりしかできません。それにかなり早くやらなければ間に合わないことがわかるはずです。この部分を完璧にしておく必要があるのです。

右折時の安全確認の方法

右折時の安全確認は左折時よりもちょっとだけ面倒です。片側2車線の場合、運転免許試験場内、いや本免試験を含めて運転免許試験では原則キープレフトとなりますから、右折する前に右側車線に車線変更をしなければならない分だけ、安全確認が余分に必要になるわけであります。

1. 運転免許センターの試験コースは原則キープレフト

運転免許試験において全ての試験コースは原則キープレフトですから、片側二車線以上の道路では一番左側の車線を走行するのが原則になります。ですから、「何番を右折してください」と支持されましたら、右折の準備としてセンターライン寄りの車線に車線変更しなければいけないということです。

2. 試験官が「何番を右に曲がってください」と指示されたら

試験官の「何番を右折してください」の指示を受けたらすぐに右側後方を目視で安全確認し右ウィンカーを出します。

試験官に口頭で指示を受けた場合は「はい」って返事をしてください。社会人としの常識だと思いますけど。試験官は別に命令しているわけではありません。親切に指示を出してくれていると考えましょう。「はい、何番を右折します。」なんていう返事が返せるようだったら立派です。なんの仕事をやっても成功間違いなしょう。

さてここで覚えておかなければならない重要な事項があります。右左折する場合は30m手前からウィンカーを出さなければいけないのです。ところが30mって距離感がなかなか確かではありません。でも良く考えて見てください。試験管は右左折の手前30mを過ぎてから指示を出すわけがないですよね。それにウィンカーを出す前に右後方確認をしなければいけませんし、ウィンカーを出してから3秒後に進路変更をしなければいけませんから、それらの時間を考慮すれば試験官の指示があったら、即座に行動を開始するわけであります。よろしいですか、ここは大事なポイントです。これを知っているかどうかで運転免許試験がどのぐらい楽になるか計り知れませんよ。

運転免許試験では、仮免試験にしても本免試験にしてもコースは試験官が指示します。だからといってコースを全然覚えなくてもいいかとなりますが、やはりあらかじめコースを知っていたほうがかなり楽であります。仮免試験ではコースを受験者に開放している免許センターもありますので、あらかじめコースを歩いて確認しておくことを強くお勧めいたします。

3. 再び右後方を目視で確認後

2. で右ウィンカーを出した後3秒ほどたったら、再び右後方を目視で確認した後に右車線に移動します。

4. 横断歩道手前の停止線で停止

ポンピングブレーキおよびエンジンブレーキで速度を落とす。ブレーキをかける前にルームミラーで後方確認

5. 右折開始

  • 右・左・右を目視で安全確認(身を乗り出して確認する)
  • 発進する、再び停止し、右・左・右を目視で安全確認(身を乗り出して確認する)W停止の原則
  • 右折後再びキープレフトにて走行

左折時の安全確認の方法

左折の場合は右折の場合と違って右側車線に変更する必要がありませんので、いくぶん楽かも知れません。運転免許試験において重要なのは「目視での安全確認」とともに「キープレフト及び左折の方法」が重要になってきます。

「キープレフト及び左折の方法」それぞれについてリンクを貼ってありますので、まだマスターしていないようでありましたら、必ず目をとおして練習しておいてください。

1. 運転免許センターの試験コースは原則キープレフト

運転免許試験において全ての試験コースは原則キープレフトですから、片側二車線以上の道路では一番左側の車線を走行するのが原則になります。右折の場合は右側車線に移動しなければいけませんが、左折の場合はもともと左側車線を走行しているわけですから、そのままの状態でよいということになります。

2. 試験官が「何番を左に曲がってください」と指示されたら

試験官の「何番を左折してください」の指示を受けたらすぐに左側後方を目視で安全確認し左ウィンカーを出します。

3.横断歩道手前の停止線で停止

ポンピングブレーキおよびエンジンブレーキで速度を落とす。ブレーキをかける前にルームミラーで後方確認

4.左折開始

  • 右・左・右を目視で安全確認(身を乗り出して確認する)
  • 発進する、再び停止し、右・左・右を目視で安全確認(身を乗り出して確認する)W停止の原則
  • 左折後再びキープレフトにて走行
関連ページ

お疲れ様でした。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。このページはかなり重要です。自然に「首振り首ふり1・2・3(目視での安全確認)」動作が身につくまで反復練習を繰り返してください。これができないうちには絶対に試験場に出向いてはいけませんよ。まず最低でもこれをクリアしてから出向いてください。この練習はどこででもできます。がんばってください。

キララ

安全確認は、原則として直接目視及びバックミラー

「技能試験を受けられる方へ」を参考にしてください。このページを案外読み飛ばしている人が多いと思うのですが。このページは幕張運転免許センターの技能試験場に掲示されているものをそのまま転載したものです。ここに書かれていることを理解したら絶対に合格します。だって合格するためにはこうしなさいよと親切に書いてあるんですから。

試験場に掲示してある「技能試験を受けられる方へ」への掲示板には以下のように記されています。

安全確認の方法

安全確認は、原則として直接目視及びバックミラーにより行ってください。 この部分をいかように解釈するかに合否がかかってくるのです。

管理人ぽー

目視での安全確認は難しい

この「首振り、首振り、いーちにいさん」を実際に公道で走ってやってみるとわかりますが、これほど煩わしいものはないですね。特に方向指示器(ウインカー)を出す前の目視での安全確認「いちにいさん」はかなり大変で苦痛です。でも試験の時まで訓練を続けなくてはいけないと思い真剣に練習しました。

それまでの私の安全確認はかなりいいかげんなものでして、右左折する場合はサイドミラーをチラっと目だけ動かして確認するだけのものでした。それも方向指示器(ウインカー)を出す前の確認なんてやっていたのかどうかも忘れてしまうほど意識はしてませんでした。

それで、意識してきっちりと目視での安全確認をきっちりと練習して見ると、これがまたかなり大変なことです。ウインカーを出す前と実際にハンドルを操作する前ってのは連続しているので前方から目を逸らすというのは結構恐怖なんですよね。やらなければいけないことは頭ではわかっているのですが、どうしてもできなくて方向指示器を出す場合に後方の安全を確認しなければならないということなんですが、バックミラーとサイドミラーの確認だけにとどめてしまいました。

自動車学校の生徒の安全確認の的確さに舌を巻く

取得時講習の時に教習所の生徒さんたちと一緒に路上運転をしたのですが、その時は感心しました。さすがに安全確認を徹底的に教え込まれているようで、あざやかなまでの「首振り、首振り、いーちにいさん」を実行しておりました。よくあんな杜撰な「首振り、首振り、いーちにいさん」で合格したもんだと冷汗がたらたら湧き出てくるのを感じました。

反省点

なぜ連続してきちっとした目視での安全確認ができなかったのかといいますと、首の振り方が遅かったのです。もっとはやい動作で安全確認をやらなければいけなかったのです。考えてみれば当たり前のことです。車は走っているのです、そこでモタモタ安全確認をしていたら間に合わないのが当然のことであります。素早く行わなければ連続での目視はできないことになります。

ヤマザキ

俺は運悪くたまたま免許を失ってしまったが、運転にはかなり自信があるのじゃよ。おっと次は右折だな、右折の前にはウインカーを出してと。

おっと!!一時停止を忘れるところだった。ふぇーーアブネエアブネエと。ちょっと停止線より出ちゃったが少しぐらいまあいいか。
よっこらしょと・・・。どうだうまいもんだろ。

しかし、このおっさん何考えてんだろうな。たぶんあまりに俺が運転がうまいんで感心してるんじゃないか。

イナガキ

いるんだよな、こういう勘違いの馬鹿が。運転ができるってことと安全運転は別物だというのがまったくわかってないんだよ。

こいつはこのままいけば、この免許センターでの落第の記録を作るかも知れん。こりゃあ楽しみな悦財だ。ムフフフフ

あれ?針路変更前に後方の目視を忘れた。

ありゃりゃ!針路変更前の方向指示器3秒間を忘れている。

お!右折前にはさすがに方向指示器を出したが、これも後方確認を忘れているし、30m手前でなく10m手前だから減点だな。

うひゃぁーーー!一時停止で停止線を完全にオーバーしちゃってるよ。
はい即刻試験停止ですな