高速自動車国道
高速自動車国道とは、全国広域に路線がある、自動車を高速かつ安全に運転できる道路としてつくられた自動車専用の国道で、走行車両はインターチェンジから出入りします。通行中、路肩に駐車または停車して休憩することができないため、おおよその一定距離ごとに休憩施設のサービスエリア、パーキングエリアが設けられています。
標識や標示で最低速度や最高速度が指定されていない区間では、高速自動車国道の本線車道の最低速度は車種に関係なく時速50km、最高速度は車種別に以下のとおりとなっています。
- 大型乗用自動車・特定中型貨物自動車以外の中型自動車・準中型自動車・普通自動車(三輪のものを除く)・大型自動二輪車・普通自動二輪車の最高速度は時速100kmである。
- 上記以外の自動車と、他の車をけん引するときの最高速度は時速80kmである。
- 本線車道が往復の方向別に分離されていない区間での速度規制については一般道路と同じである。
高速自動車国道を走行する際は、
- 車間距離を十分に取る。(雨天時は通常時より多めに取る。)
- 路側帯と路肩の通行は禁止。
- 登坂車線のある場合、速度の遅い車は登坂車線を利用する。
- 本線車道では転回(Uターン)、後退(バック)、中央分離帯の横断は禁止。
等、高速道路を安全に走行するためのルール・マナーを守りながら走行しましょう。