内輪差
内輪差とは、自動車などがカーブを曲がる際に“前輪より後輪が内側を通る”ことによって生じる、前輪と後輪の軌跡の差をいいます。
大型トラックなどのように、車体の全長が長いほど内輪差は大きくなります。そのため、普通自動車より後輪が大きく内側を通って歩道に乗り上げたり、車体が歩行者や自転車と接触する恐れがあります。(左側を少し空けてハンドルを切るタイミングを遅らせることによって、内輪差の影響を少なくすることができます)
道路のカーブや曲がり角では、左ミラーで、すり抜けてくるバイク等がいないか、または歩行者や自転車との間隔を、必ず確認するようにして、内輪差によって想定される交通事故に十分注意しましょう。