停止距離
車が停止するまでには、空走距離と制動距離とを合わせた距離=「停止距離」を必要とします。
停止距離の長さは路面状態やタイヤの状態に影響されます。乾燥した路面でタイヤの状態が良い場合に比べ、路面が濡れ、タイヤがすり減っている場合の停止距離は長くなり約2倍程度となることがあります。また、重い荷物を積んでいるときも停止距離は長くなります。
走行する際は、停止距離を考えて、危険が発生した場合でも安全に停止できるような速度、また、前の車が急に止まった場合でも追突しないような安全な車間距離をとって運転しましょう。また、雪道では停止距離が長くなります。スリップ事故などを防ぐため、ブレーキは、なるべく軽くかけてから必要な強さまで徐々に踏むようにしましょう。