大草原の小さな家 (Little House on the Prairie)

森のぽーさんと愉快な仲間たち

大草原の小さな家 (Little House on the Prairie)

原作読んで

わくわくするほどの最高の児童文学書です

どこがアウトドアのバイブルなのか?

その昔アウトドア関連の雑誌だったか、WEBだったかで「大草原の小さな家」はアウトドアのバイブルであるというのを読んだ記憶がある、それ以来いつか原作を読んでみたいという気持ちがあった。一般的にはNHKでの連続テレビドラマを視聴して知ったという方が大半だと思います。私も最初はNHKのドラマを見ることから「大草原の小さな家」を知った一人であります。しかし、テレビドラマを見ている限りではどこがアウトドアのバイブルなのかはさっぱりわからずでありました。

テレビドラマは原作とはまったくの別もの

映像化されたものと原作が違うなんてことは多々あることでありまして、たとえ原作をいかに忠実に再現しようとしたとしても、原作を先に読んでしまってからでは、どうもイメージと違うなんてことはあたりまえにあることであります。また、最初から原作のエッセンスだけいただいて脚本はまるで違うなんてこともあることでもあります。

テレビドラマの「大草原の小さな家」は、、どうしてもストーリを追うものになってしまいます。また原作と映像になるものは標題は一緒であっても、それはまったく別の表現物でしかないのではないかと思ったのでありました。また、テレビドラマは難解な原作よりもかなりわかりやすく作り上げているのではないかとも思ったのです。ですからいつか必ず是が非でも原作を読んでみたいと思ったのでありました。

とある晴れた日に、(晴れていたかどうかは忘れましたが、ま、このさいどうでもいいですけれども)自宅の本棚を眺めておりましたら、かなり古ぼけた文庫本を見つけることができました。それがなんと「大きな森の小さな家」というものでありました。作者は紛れもなくローラインガルスであります。

原作本らしいものが1冊しかみつからない

長年読みたいと願っていた意を決してAmazonで「大草原の小さな家」をキーワードにして検索して見ました。ところが、「大草原の小さな家」という本は1冊しか見つけることができまかったのであります。テレビドラマでは「大草原の小さな家」となっており、かなり長いドラマが展開されていますが、たった1冊の原作からあれほど長大なドラマを展開しているのだろうかという疑問が生まれました。

原作では作者のローラ・インガルスが晩年になって自分の記憶を辿りながら娘のローズの力を借りながら自叙伝的小説を書き出版された「大きな森の小さな家」から始まって「はじめの四年間」11冊ほどののそれぞれ書名の違うものなのでありました。最初はそえれがわからずにかなり戸惑いました。テレビドラマのほうはそれらの原作をもとにしてかなり脚色されていますので似ていて非なるものとなっています。これはどちらがいいとか悪いとかの問題ではないと思います。

原作本との違い

テレビドラマではインガルス一家の長女メアリーが失明してからのことが結構長かったと思いますが、その部分は原作には詳しくないのであります。インガルス一家にとっては重大事件なはずなのですが、一家にとっては重苦しく悲しい事件なので、ローラは触れたくなかったのでしょう。私もメアリーが失明してからの物語はあまり見たくありませんでした。ドラマのストーリのほとんどが創作であります。原作にはほとんどないものだということを覚えておく必要があると思います。

中古本は1円からありますよ

テレビドラマはDVDでシリーズ化されていますので、お金さえあれば簡単に手にいれることができます。しかし、原作本を同じシリーズで手に入れることはできません。私も関係する本を手に入れましたが、訳者も出版社もバラバラであります。それさえ気にしなければ、全部の原作を揃えることはさほど難しくはありません。

自宅にあった

「大草原の小さな家」をとおして調べてみたいもの

大草原の小さな家 デアゴスティーニ

「大草原の小さな家」を知るきっかけはNHKテレビで何度も流されたテレビドラマではあったが、全シリーズをみたわけではない。

テレビで宣伝しているのを見て創刊号だけは安いので1冊だけを購入した。

ローラ・エリザベス・インガルス(Laura Ingalls Wilder)

ウィキペディア

メリッサ・ギルバート(『大草原の小さな家』のローラ・エリザベス・インガルス役など)

ひつこく「大草原の小さな家」シリーズ関連のことを調べています。偶然このような写真を発見しました。基本的にはテレビドラマシリーズは無視する方針でいますけれども。 以下[連載]ハリウッド版「あの人は今!?」 トム・クルーズも!? 華やかな男性遍歴を持つ『大草原の小さな家』のローラより引用

19世紀末のアメリカ西部開拓時代を舞台に、厳しい大自然の中で暮らすインガルス一家たちの日常を暖かく描いた名作ドラマ『大草原の小さな家』。同作で、次女ローズ役を演じたのがメリッサ・ギルバートです。そばかすだらけの顔に、お下げで出っ歯がチャームポイントのメリッサは、画面いっぱいに動き回り、純粋で無垢な心を見事に表現。お父さんとハグするシーンは視聴者に感動を与え、放送開始と共に大ブレイクしました。同作で演技力が高く評価されたメリッサは、史上最年少でハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに殿堂入りするという快挙を成し遂げています。

『大草原の小さな家』で理想的な家庭に育つ子どもを演じていたメリッサですが、実生活は理想とはほど遠いものでした。実の両親は連れ子同士で再婚したため、メリッサを妊娠した時「育てる余裕はない」と養子に出すことを決意。誕生した翌日、ハリウッド在住の役者夫婦の養子となったのです。養親はメリッサが8歳のときに離婚。養母に引き取られましたが再婚相手との実子(後に『Roseanne』でシュールな娘を演じ大ブレイクしたサラ・ギルバート)が誕生するとメリッサは家庭に居場所を見出せなくなってしまいました。

そんな頃、『大草原の小さな家』への出演が決定。撮影開始当時9歳だったメリッサは、「撮影現場には暖かいファミリーがある」「昔の服を着て、ブーツを履いて、髪をみつあみして。毎日家族でキャンプしているみたい」と、仕事場から家庭の温もりを得るようになったのです。

かわいがってくれた養父が11歳のときに脳卒中で急逝すると、『大草原の小さな家』で父を演じたマイケル・ランドンに父親像を求めるようになり、週末や休日もランドン家に入り浸るようになったそうです。マイケルの浮気騒動を知り、避けていた時期もありましたが、マイケルが亡くなる前には和解。

大好きなマイケルに演じる素晴らしさを教え込まれたメリッサは、15歳でプロダクションを設立し、リメイク映画『奇跡の人』を制作。オリジナル映画でヘレン・ケラーを演じたパティ・デュークがサリヴァン先生として登場したこともあり、映画は大きな話題を呼びました。似たような子ども時代を送ったメリッサとパティは、この映画を通して深い友情を結んだそうです。

10代半ばを過ぎると、メリッサは、女優としてのキャリアを着実に積み上げながら、ハリウッドのナイトライフを楽しむようになります。交際した相手は、トム・クルーズやビリー・アイドル、ジョン・テニー、ディラン・マクダーモットなど後の大物スターばかり。ロブ・ロウとは17歳から6年間、くっついたり離れたりを繰り返し、若きハリウッドスターのロマンスとして注目を集めました。ロブがナスターシャ・キンスキーと浮気した復讐に、メリッサがジョン・キューザックと浮気したりと、若いゆえにハチャメチャなこともしたそうです。2人は婚約もしましたが、メリッサの妊娠が分かった途端、ロブは婚約を破棄。メリッサは数日後流産してしまいました。

ロブと別れてから7週間後、メリッサは脚本家ボー・ブリンクマンと電撃結婚し、世間を驚かせます。翌年は長男を出産しましたが、ボーがシャナン・ドハーティーと不倫したため1992年に離婚。95年に再婚した俳優のブルース・ボックスライトナーとも男の子をもうけましたが、妊娠7カ月目の早産で心身ともに苦しい思いをしたそうです。

キャリアは相変わらず順調で、01年に全米映画俳優組合代表に選出され、05年まで代表を務めました。08年には原点に戻る意味も込めてミュージカル『大草原の小さな家』へ出演。演じたのはローラではなく母さん役で、09年からは全米ツアーも行いました。ちなみに、このミュージカルにはメリッサの次男も出演しています。

09年には、子どもたちがある程度理解できる年齢になったから、と自伝書を執筆。整形手術を受けまくったことがあること、薬物を乱用していたこと、アルコール依存症であったことを赤裸々に告白し、ベストセラーとなりました。

『大草原の小さな家』ミュージカル・ツアーで全米を回った際、行く先々でチャリティー活動も行ってきたメリッサ。ハリウッドの申し子と称された彼女は、今なおハリウッドの顔として活躍し続けているのです。

インガルス一家

チャールズ(とうさん)

キャロライン(かあさん)

メアリー

ローラ

キャリー

ジャック

「大草原の小さな家」シリーズ一覧

原作はテレビドラマとはまったく違う構成になっていますし、内容も大幅に違っています。もっといえばそれぞれがまったく独立した作品といっていいものだと思います。どちらがいいとかの問題ではなく、どちらも良いといったほうが正しい評価だと思います。