ウォ-ルデン森の生活
本棚に4冊もあった岩波の森の生活
自分の本棚を点検することなどは滅多にありません。だからいつも乱雑に所狭しと雑誌や単行本やら文庫本といったものがなんらの脈絡もなく押し込められています。書籍は自然と増殖していくものらしく、自然その置き場所に困る時が周期的にやってくるものであります。そんなときに発見したのが、岩波文庫版の「森の生活」であります。この書籍名に惹きつけられるものがあって、さっそく手に取って数ページ読んでみました。
これが日本語なのかと愕然とする
数ページ読んで驚いたのは、日本語で書かれているのにさっぱり理解できないのです。これはつらい。漢字とひらがな混じりの日本語なのに
その後同じ文庫本が3冊もみつかったのであります。推測するに酔っぱらって本屋に入って題名に惹かれて買ったものなのです。そして、また数ページ読んでは挫折してと、それを4回も繰り返したものと思われます。
後に知ったことでありますが、「森の生活」は昔(どのぐらい昔かは不明)かなり有名な本であったそうであります。翻訳した時代が古かったのと、翻訳者はアウトドアを理解してないところから、難解な日本語になったものだと思われます。これほど難解な日本語であれば、この翻訳本を翻訳して貰わなければ困りますね。こんなこと恥ずかしくてこれまで人前ではいえませんでしたが、Amazonの書評にも同じことを書いていた人が少なからずいたので、どうどうと言うことにしました。はい
これなら私にも読めた森の生活
本書目次
- 第一章 経済
- 第二章 どこで、なんのために暮らしたのか
- 第三章 読書
- 第四章 音
- 第五章 独り居
- 第六章 訪問者たち
- 第七章 豆畑
- 第八章 村
- 第九章 池
- 第十章 ベイカー農場
- 第十一章 法の上の法
- 第十二章 動物の隣人たち
- 第十三章 新築祝い
- 第十四章 昔の住民と冬の訪問者
- 第十五章 冬の動物
- 第十六章 冬の池
- 第十七章 春
- 第十八章 結論
- あとがき